北の大地のあか牛12頭入荷
公開日:
:
2020/02/18
あか牛
朝から「北の大地のあか牛」が12頭入荷してきたので大忙し。南阿蘇村で生まれて北海道で育ったお母さん牛たち。これからしっかり手当しておいしくしていきます。
僕の持論ですが、未経産の牛は過度な仕事をする必要はないと思っています。わかりやすく言えばA5の肉は屠畜して10日前後で商品化してしまう。熟成させる必要はなく、逆に保存状態によっては酸化してしまう。
「北の大地のあか牛」は子供をたくさん産んだお母さん牛です。骨が細く赤身の比率が高いので仕事をしてやらないと肉は硬いまま、和牛香も表に出てきません。魚でいうところの光り物です。処理方法などに手をかければかけるほど、美味しくなってくれます。
こういう肉はしっかり手当してやれば化けてくれるからおもしろい。
関連記事
-
-
東海大学で生まれ育った阿蘇のあか牛が入荷してきました
熊本県南阿蘇村の東海大学農学部農学教育実習センターでこの子が生れたのが2015年4月30日。
-
-
東海大学のあか牛、我慢できずに焼いてしまいました
昨日の続きですが、東海大学の阿蘇あか牛。輸送疲れもありしばらく肉質を落ち着かせてからどのよう
-
-
阿蘇のあか牛、ナチュラルからよりナチュラルへ。すばらしい肉質です
阿蘇の草原で一年中、草だけを食べて育つあか牛。橋村さんが立ち上げたプロジェクトは野草地を利用
-
-
自然環境とあか牛と未来のために僕たちがいまできること
あか牛は「赤身の肉」だと思っている方がいるみたいですが、おそらく名前に「あか」がついてるからでしょう
- 新記事
- 新しい沖縄料理の創造のために
- 旧記事
- ゴエミヨでテロワール賞