面倒くさい人の無理ですは自信の裏返し
公開日:
:
2019/11/04
コラム

経験の少ないスタッフの「できません」「無理です」と職人のそれとはまったくの別物です。職人といってもいろいろいますが、まぁそこは触れずにおくとして、うちの若い子たちには、とにかくなんでもやりなさいと。お客さんに迷惑かけない限りは失敗してもいいからやりなさいと。しかし、職人のできません、無理ですは自分の技術や作るモノ、商品に対しての自信の裏返しだと思うのです。こういう人に共通しているのは「面倒くさい人」です。僕の周りは面倒くさい人だらけ。
さて、昨日はどうにも不安しか残らなかったブラウンスイス牛でしたが、今日は少しだけ僕になびいてくれたようです。本番を想定してフライパンで焼きましたがちょっとだけ安心しました。あと2日でどこまで繊維が緩んでくれるか。面倒くさい牛です(笑)
関連記事
-
-
おいしい牛肉を手に入れるには情報と人脈
過日、草原あか牛『eco beef』セミナーが開催された。前後のスケジュールを詰め込みすぎた
-
-
基礎をしっかり学んだあとは自分の踊り方で踊ればいい
すばらしい制度!!! 肉屋の技術に正解も不正解もない。何十年もやっていると自分のスタイ
-
-
シェフの好みに合わせた牛肉
シェフとやり取りしながら肉を手当てしていくのですが、毎回悩みます。水分量、脂と赤身の比率、フ
-
-
ブランドや格付け、生産者名で肉が売れる時代は終わりに近づいている
うちの店で格付けを気にしながら買い物されるお客様は僕が知ってる限りいないと思う。商品プレート
-
-
仕事とのは相性、私はいまのところ良好なようです
狙って買い付けたA3の近江牛。予想通りモモは赤身が強くてしめしめとほくそ笑んだのですが、ロン


















