*

テーマは吉田牧場、ブラウンスイス牛に悪戦苦闘中

いよいよ今週、某所で開催されるイベント。テーマは「吉田牧場」僕が依頼されたのはメインの肉。シェフと何度も打ち合わせをし、メニュー作りにも参加させてもらった。毎回シェフの緊張感がヤバい。ヤバいのはシェフだけじゃない。今回に限っては僕も心配だらけで、まずレストランへ行ったことがない。これは行きたくても行けない理由があるのだが、それよりもイベントに使うブラウンスイス(10/15屠畜で11歳で7産のスキップ)の仕上げに時間が足りないのがもっとも僕の不安を後押しする。あと20日あれば理想の仕上げができるのだが・・・うぅ

水分調整しながら7日目に熟成庫へ移し今日で19日目。ドキドキしながら試食。硬い、、、硬すぎる。繊維が開いていない。薄くスライスしてチーズと合わせると、噛みしめるごとに肉の味が染みる。経過をシェフに電話して、また悩む。シェフはシェフでスネやネック、内臓で試作を繰り返している。プラチナシートなので僕は参加する予定はなかったのだが、心配で死にそうなので急遽席を作ってもらった。

食べるのは一瞬だが、その一瞬にかける時間や労力たるや、、みなさんが食べてる一皿にいったい何人の人が関わっているのかと思うと手を合わせたくなる。ごちそうさまは漢字で『御馳走様』と書きますが、そういうことなんでしょうね。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

陳健太郎×新井治彦×新保吉伸 in 赤坂四川飯店

昨年、東京の知人宅でもつ鍋パーティを開催したのですが、友人の一人が「私、餃子作ります!」と手を挙げた

記事を読む

ワイナリーフェルミエ×サカエヤ in プレーゴ藤吉

少し前(1/28)に開催されました、フェルミエの本多さんと僕とのコラボ会。場所は岡さんのプレ

記事を読む

サルティンボッカ木村シェフが挑む完全放牧野生牛

 写真は、4月4日に開催する「肉Meets × 完全放牧野生牛 in サルティンボッカ」で木

記事を読む

生産者は自分が育てたものを食べない

(写真は、6月11日開催の肉Meets in 大分で料理を担当してくれるTacca/タッカの

記事を読む

神戸bb9で坂井シェフの薪焼きに魅了された3時間は余韻をひきずりまくるほど幸せなひとときでした

看板がない、と思ったら・・・ よーく見ないとわからないほど小さかった(笑)

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年12月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031