お客様のおいしかったが最終評価
公開日:
:
2018/04/11
ジビーフ(完全放牧野生牛)

だれが育てたのか?
だれから買うのか?
ここ数年、よく耳にし僕もそう思う。ただ、人柄の良い生産者であっても、感動するストーリーが背景にあったとしても、最終的には食べた人の評価がすべてだと思う。不味い肉はないと思うがおいしくない肉はたくさんある。僕は「手当て」という言葉をよく使うが、見極めと手当てができていない肉に出会うと残念な気持ちになる。真空パックで旨みを抜かれた肉は軟らかいだけで味がしない。真空パックが悪ではなく見極めができていないからだと思う。
写真はステーキとしては売りにくいジビーフの肩ロースだ。真ん中の芯だけをくり抜けばステーキで販売できるのだが、前後左右の肉もトータルで売らないと一頭の牛はさばけない。色が濃いのは40日間エージングしたからだ。けっして軟らかくはないが硬くもなく、ジビーフが持つ肉の味がしっかり表現できている。人が感動する肉に仕上げるには時間がかかる。
関連記事
-
-
すばらしいおもてなしに感謝し、ジビーフがつないでくれたご縁に感謝し、牛と人と大地に感謝する素敵な旅となりました
今年のジビーフツアーは総勢24名で大型バス貸切。前日入りした私は北村貴さん率いるグロッシーの
-
-
完全放牧 野生牛は3月中旬に販売開始
完全放牧野生牛について、ご存じない方はこちら(→)をお読みいただくとして、昨年9月にきたや
-
-
自由気ままなジビーフたち
猛暑も真冬もなんのその。365日放牧のジビーフたち。放牧は手がかからなくていいですね
-
-
肉塾第5回はジビーフのバラを使った料理
6月から始まった肉塾も来月で終わりです。座学と実際に豚ロースやモモを使って骨を外したり筋を引いたりの
-
-
完全放牧野生牛(ジビーフ)の最近のお気に入りの場所!
この場所は、お母さん牛が人間を含めた外敵から身を潜めて仔牛を生む場所でもあります!山と山の谷


















