吉田さんから僕へ、僕からシェフへつなぎます
公開日:
:
2017/09/21
吉田牧場のブラウンスイス牛 ブラウンスイス牛, 吉田牧場

岡山の吉田牧場さんで育ったブラウンスイス牛のサク。双子で生まれてゼンとサクと名付けられました。双子は虚弱なことが多く、ゼンは種が付かなくなり早々にお役ごめん。サクはなんとか3産までがんばりましたが、その後はやはり種が付かなくなり少し肥育してからお肉になってもらいました。6歳でした。
先日そのサクが入荷してきましたが、牧草育ちは水分が多く日々の観察と手当てと管理が必要です。牧草育ちのブラウンスイス牛やジビーフの手当てはやっかいですし、サシの多い和牛と比べると手間がかかります。私の場合はその手間と毎日の発見が楽しいのですが、吉田さんが我が子のように大切に育ててきたサクだからこそ、僕が全力で手当てして仕上げてやりたいのです。ビジネスじゃなく想いのほうが強く、だから料理する人も同じような感覚の方に使っていただきたいのです。今日は吉田さんが見守る中、ヒレを骨から外しました。こういう瞬間ってシェフの顔が浮かぶのです。
吉田さんから僕へ、僕からシェフへつなぎます。
さて、今回お肉になってくれたサク、近江牛の産地ですが一般のお客様向けに店頭販売します。さてお客様の反応はいかに。
関連記事
-
-
日本ガストロノミー協会にてすき焼きの会
昨夜は日本ガストロノミー協会にて「新保&マッキーのすき焼きの会」が開催された。全国か
-
-
吉田牧場のブラウンスイス牛「ミモザ」の牛生
「ミモザ」という名前の牛がいた。仔牛をたくさん産み、いちばん長生きした牛だった。牛舎に牛を入
-
-
ブラウンスイス牛の移動
昨年から、吉田牧場さんで役目を終えたブラウンスイスの経産牛を滋賀竜王の古株牧場さんに預かってもらって
-
-
ブラウンスイス牛を食べる会inイルジョット
ついこの間のジビーフたち。奈緒子さんから写真が送られてきたときガトーショコラかと思った。さて
-
-
ジビーフをブラウンスイス牛を2日間限定で店頭販売してみました
この2日間、店頭でブラウンスイス牛(岡山・吉田牧場)とジビーフ(北海道・駒谷牧場)を


















