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吉田さんから僕へ、僕からシェフへつなぎます

岡山の吉田牧場さんで育ったブラウンスイス牛のサク。双子で生まれてゼンとサクと名付けられました。双子は虚弱なことが多く、ゼンは種が付かなくなり早々にお役ごめん。サクはなんとか3産までがんばりましたが、その後はやはり種が付かなくなり少し肥育してからお肉になってもらいました。6歳でした。

先日そのサクが入荷してきましたが、牧草育ちは水分が多く日々の観察と手当てと管理が必要です。牧草育ちのブラウンスイス牛やジビーフの手当てはやっかいですし、サシの多い和牛と比べると手間がかかります。私の場合はその手間と毎日の発見が楽しいのですが、吉田さんが我が子のように大切に育ててきたサクだからこそ、僕が全力で手当てして仕上げてやりたいのです。ビジネスじゃなく想いのほうが強く、だから料理する人も同じような感覚の方に使っていただきたいのです。今日は吉田さんが見守る中、ヒレを骨から外しました。こういう瞬間ってシェフの顔が浮かぶのです。

吉田さんから僕へ、僕からシェフへつなぎます。

さて、今回お肉になってくれたサク、近江牛の産地ですが一般のお客様向けに店頭販売します。さてお客様の反応はいかに。

 

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