*

牛飼いに必要なのは技術よりも夫婦円満なのかも

公開日: : 2017/08/11 近江牛, 牧場・生産者

先週お肉になってくれたばかりの藤井牧場さんの近江牛ですが、久しぶりにドストライクです。こういう肉をお願いしているのですが、いかんせん生き物相手ですからうまくいかないものです。藤井さんは夫婦2人で200頭の牛を繁殖から肥育まで行っています。夫婦2人だと200頭が限界ですね。これ以上だと管理ができなくなり肉に影響してきます。200頭レベルだと藤井さんの心根を牛が察してしまうんです。だからいつも夫婦仲良くしていないと良い牛は作れないんです。科学的に立証したわけではないのでそんなアホなと思われるかも知れませんが、長年いろんな生産者とお付き合いして来て僕はそう感じています。実際、藤井さんに限らず100~200頭規模の生産者が出荷した肉で、しばらく良い成績が続かない場合、夫婦喧嘩してたり悩み事を抱えていることが多いのです。もちろんすべてに当てはまるわけではなくあくまでも私が感じていることであり思い込みも少しはあるかも知れません。どちらにしても、この肉を見る限り藤井さん夫婦ラブラブですね。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

淡海酢粕を食べて育った木下牧場の近江牛

滋賀県の北西、高島市に酒を原料に静地発酵で天然醸造酢を製造販売している 淡海酢有限会社とい

記事を読む

数字を食べず肉を食べてほしい

通販でお買い物いただいた近江牛には出荷証明書をお付けしています。そこには生産者名や格付けが記

記事を読む

no image

2011年10月16日のつぶやき

omigyucom / 近江牛.com|新保 吉伸料理マスターズブロンズ賞受賞のロレオール伊藤シェフ

記事を読む

どうすればおいしくなってくれるのか

どうやったらおいしくなってくれるのか?... なんか毎日寝ても覚めてもそんなことばかり考えて

記事を読む

Tendronタンドロン

肉屋でアウトといえばハラミのことですが、正式名はアウトサイドスカート(隔膜)といいます。アウトが

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
求人募集

サカエヤでは、僕たちの取り組みに共感して一緒に働いてくれるスタッフを募

取引について僕の考え方

僕は「業者」という言葉が好きではありません。飲食店に牛肉を

精肉店としての歩み

滋賀県で精肉店をやっているなら「近江牛」の看板で商売したい。三重県なら

→もっと見る

  • 2023年6月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930