シェフとの連携でおいしさを生み出す

この写真だけで分かったら相当な肉フェチだと思うのです。実物見ても恐らく分かる人は少ないんじゃないかな。



さて、近江牛の内臓ですが屠畜後に引き取り、素早く処理しなければ嫌な臭いがついてしまうので時間勝負です。冷凍はしたくないので、2日間で売り切ってしまいます。ところが、先週入荷の内臓は諸事情があって7日間保存しなければいけなかったのです。しかも冷凍も真空もせずに・・・
まさか熟成させるわけにはいかないので、こまめにペーパーを変えながらなんとか良い状態でお取引いただいているシェフの元へ送ることができました。個体の良さが7日間の保存に耐えられたのは言うまでもありませんが、その後のシェフの処理も大きく影響します。
冒頭の写真ですが答えはハツです。まる1日赤ワインと水が入った容器に漬けこんだそうです。塊の状態を見たときは色が黒くなっていたので、これはヤバいと思ったのですがワインが浸透した色だと説明されて一安心でした。中身は鮮やかな色合いでレバーも抜群のおいしさでした。
このように、シェフとの連携があってこそおいしさが創られていくのですが、逆に連携がなければせっかく良い食材が手に入っても活かされないままに終わってしまうのです。
関連記事
-
-
南山 京都駅店 Nanzanギューテロワールにて弁当を買う理由
例によって南草津駅から電話して弁当をお願いした。京都駅まで17分程度だ。 西口改札をでれば
-
-
おいしくするための枝枯らし
最近「枝枯らし」という言葉をよく耳にします。枝肉を仕入れて捌き(脱骨)をしている食肉関係者に
-
-
認定近江牛について私の考え方
写真は、見た目は牛肉ですが、牛タンです。めちゃくちゃ需要が多いのですが牛は二枚舌じゃないので
-
-
目利きとは、肉屋の仕事とは。
ライターさんにこんなことを質問されました。「新保さんは、生産者を限定してお肉を選んで
-
-
枝肉一頭を売り切るために技術が必要
和牛を一頭仕入れしていると好むと好まざるとに関わらずサシが多いところもあれば赤身が多いところ


















