*

ジビーフ『ババくん』入荷してきました

IMG_0656

昨日はジビーフ『ババくん』の入荷を見届けてから、山下シェフ×MIIKU代表宮川順子先生のコラボ食事会に出席のため皇居近くのアルゴへ。贅沢なアミューズ3皿から始まりメインのマグレ鴨(ファオグラを取った後の鴨のこと)まで大変満足させていただきました。ただ、マグレ鴨では私のお腹が満足するはずもなく、距離的に近い水天宮のピョッシュへ肉を求めて彷徨うのでした。

さて、2013年7月から始まったジビーフの出荷ですが、今回の『ババくん』で13頭目になります。3年がかりで13頭ですから少ないですが、それでも当初から比べれば少しずつですがサイクル的にもうまく回り始めているのです。

ババくんの肉質はジビーフの特徴でもある赤身が強く水分多めです。牧草だけで育っているので香も独特ですが、それがまた心地いいのです。肉に締りがないのはエサの影響ですが、仮に仕上げの段階で穀物を与えてやればもう少し肉に張りがでると思います。しかし、それではジビーフらしさが損なわれるし、完全放牧らしさが損なわれる可能性もなきにしもあらずなのです。

ピヨッシュの林さんによると、届いてからしばらくは水分を抜くのですが、それでも通常の肉より水分量が多く、時間をかけて焼いても途中で水分が滲んでくるとのこと。かなり難しい肉であることは間違いないですね。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ジビーフすき焼き用販売開始しました

いままでジビーフは、ステーキや焼肉用として年に数回販売してきましたが、すき焼きには向いていな

記事を読む

今年3頭目のジビーフ「悟空」が入荷。もはや安定の格付けC-1に安堵する

今年に入って3頭目のジビーフが入荷してきました。2か月に1頭のスローペースですが自然まかせの

記事を読む

熟成肉同様、赤身肉にも定義がないのです

さて、なんの肉でしょうか?..... 牛肉には違いないのですが、おそらくですよ、料理人

記事を読む

今日の完全放牧野生牛(ジビーフ)

毎朝、完全放牧野生牛(ジビーフ)の生産者、西川奈緒子さんからメールが来るのですが、なんかスゴ

記事を読む

ジビーフをブラウンスイス牛を2日間限定で店頭販売してみました

この2日間、店頭でブラウンスイス牛(岡山・吉田牧場)とジビーフ(北海道・駒谷牧場)を

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
求人募集

サカエヤでは、僕たちの取り組みに共感して一緒に働いてくれるスタッフを募

取引について僕の考え方

僕は「業者」という言葉が好きではありません。飲食店に牛肉を

精肉店としての歩み

滋賀県で精肉店をやっているなら「近江牛」の看板で商売したい。三重県なら

→もっと見る

  • 2023年6月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930