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赤身ブームの波、、、和牛にも

公開日: : 2015/09/11 メディア

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8日に放送された[WBS]ワールドビジネスサテライト、霜降り肉のことも結構お話したのですが、番組が「“赤身ブームの波”和牛にも…」と言う内容だったため大幅に編集されていましたね。

牛肉の格付けはA1~A5のランクに分かれ、最高ランクのA5は一般的に霜降り肉が選ばれる。しかし、近江牛の産地である滋賀・草津市の食肉店「サカエヤ」の新保吉伸社長は、A2やA3などに格付けされる赤身の和牛づくりを目指しているという。新保社長は契約している「木下牧場」に向かった。ここでは約200頭の和牛を飼育していて、飼育スペースを一般的な牧場の2倍以上設けたり、減農薬の地元のエサを使うなどで健康で安全な牛の飼育を目指しているという。生産した牛はほぼ全て新保社長が買い取る契約になっている。さらにこの日は、新保社長は新しいかたちの近江牛「近江プレミアム牛」を売り込もうと、各地の料理人たちを呼び寄せていた。赤身でありながら旨味も強くする秘密は「酒かす」。1日に約7キロ与えると適度な甘みのある脂肪が乗るという。新保社長は、この牛をA5と同等価格で買い取っている。

とまぁ、番組の内容はこんな感じだったのですが、うまく伝わっていない部分など多々あるもののひとつの事例として取り上げていただき感謝しています。

ただ、赤身肉ブームで霜降り肉がダメなのかというと、けっしてそうではなく、健康に育った牛の肉は赤身であろうがサシが入っていようがおいしいのです。買う側がなにを選ぶのか、どのような食べ方をするのか、大事なのは見極めだと思います。

そうはいっても、じゃーどうやってそれをも見極めるのかって話ですが、雑誌やインターネットからの情報もときには有益でしょうが、やはり信頼できる方やその友人からの紹介が失敗する確率が低いように思われます。

 

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