肉屋冥利に尽きるとはこのことで、金沢に素敵なステーキの店ができます
公開日:
:
2014/09/04
未分類
10月25日に畜産システム研究会第28回大会が京都大学農学部総合館で開催されます。一般参加も可能なようですのでお時間のある方はお立ち寄りください(→)

講演タイトルは決まったのですが、中身はなにも決まってなくて資料提出の期限が迫るなか、出張まみれで間際に徹夜で作成するはめになりそうです。国産飼料だけせ育てている近江プレミアム牛の話しが中心になりそうです。近江プレミアム牛は現在、福井の地酒“梵”の酒粕を1日7kg順調に食べています。10月中旬に出荷があるので仕上がり具合がとっても楽しみです。
さて、一昨日から2日間金沢に行ってまして、友人たちと年に1回寿司ツアーを行っているのですが、今回の目的はもう1つありました。
昨年、とあるBARのマスター御年68歳から一通の手紙をいただきまして、私がお送りしたドライエージングビーフを一口食べて感動したというのです。ここまでは、お客様からの感想としてたまにですがハガキなどで頂戴することがあるのですが、マスターは、この肉を金沢の人たちにもぜひ食べて欲しい、しかしいまの店では満足した提供ができないとのことでBARの2階を改装して、ワインとステーキ(熟成肉)の店を作るべく計画を立てたのです。これは昨年の5月の話しです。
その後、京都のLe14eに足を運んだり、マスターが若かりし頃、アメリカで食べたドライエージングビーフに想いを馳せながら着々と計画は進んでいたのです。そして確実に改装に着手した段階で、私に手紙が届いたのです。マスターを紹介してくれた友人にも同じような内容の手紙が届いていたようです。私は友人から手紙が届いたことを聞いて、これはマスターの決意表明だと察しました。
一昨日、設計図と改装中の店舗を見せていただきましたが、70席とかなり広い店内ですが金沢の人だけではなく、全国から集まったマスターのファンで賑わう様子が目に浮かびました。11月のオープンには肉持参で駆けつけたいと思います。
熟成肉絡みですが、現在発売中のMeetsに私の記事が少しだけ掲載されていますので、よろしければご覧ください(→)
関連記事
-
-
研修希望者が後を絶ちませんが受け入れはよほどでない限りしていません
研修させてほしいと後が絶えない。肉を知りたい、扱い方を覚えたいと思ってもらえ
-
-
フランス・ジャポン・エコー誌の取材はまさかの通訳なしだった
フランス・ジャポン・エコー(France Japon Éco)の編集長、レジス・アルノーさん
-
-
肉屋で働くのではなくサカエヤで働くということ
肉の仕事がやりたくて肉屋で働いている人っているのだろうか。料理の世界なら、調理師学校をでて、
-
-
日本と韓国のカルビ事情
プルコギとともに韓国の代表的な肉料理といえばカルビ。 しかも、レパートリーが豊富で、日本


















