肉Meets × 茶路めん羊牧場のアニョードレを食べる会 in クレメンティア
公開日:
:
2014/05/16
イベント
昨年、完全放牧野生牛(ジビーフ)の生産者、西川さんちへ行ったときに、少し時間があったのと距離にしてそれほど遠くなかったこともあり白糠の茶路めん羊牧場を訪ねた。羊はそれほど興味はなかったのですが、牧場主の武藤さんが京都出身ということもあり、しかも敬愛する岸本さんの友人ということもあって、羊というより武藤さんに会いに行ったのでした。と、ここまでは私のいつもの行動パターンです。
今年の3月です。再び完全放牧野生牛を見るために北海道様似の西川さんちへ。前回の訪問同様、羊に対しては相変わらずさほど興味はないのですが、武藤さんが育てる羊になぜか興味がわいてきたのです。それは牧場を見て、武藤さんの話を聞いて、私がやっていることと共感する部分が多かったからです。
帯広へ行くと、いつもアテンドしてくれる北村貴さんから、武藤さんところは、毎年5月に「アニョードレ」を出荷しているという情報を聞いていたので、それは聞き捨てならないということで、お願いしてみると今年の出荷(30頭)のなかから1頭を分けてもらえることになったのでした。
さて、武藤さんのラムは何度か送ってもらっては食べているのですが、とにかくうまい。サルティンボッカ木村シェフ、愛と胃袋の信作シェフも絶賛なのです。となれば、当然アニョードレ(ミルクラム)にも期待が高まります。となれば、これはたくさんの方に食べていただきたい、、、ということで肉Meetsの開催が決定したわけです。会場は、武藤さんが京都出身ということで、クレメンティアの田淵シェフにアニョードレをお任せすることにしました。田淵シェフならなんとかするだろうという思惑もあったのですが、結果はご覧のとおりさすがでした。
本来なら1週間程度寝かせたほうがいいと思うのですが、5月9日に入荷したのでそういうわけにもいかず、早々にクレメンティアへ。
まずは、ローズヒップとカーネーションのカクテルからスタートです。
前菜
朝恋トマトのファルシー
ひよこ豆のフリット
お肉のタルタル2種
愛農ポークの自家製ベーコン2種とパンツァネッラ
アニョードレの内蔵のヴィンチスグラッシ
淡海地鶏と近江牛のダブルコンソメのスープと近江牛の煮込みを詰めたカッペレッティ
アニョードレもも肉のロースト
木下さんの近江牛の牧草焼き
こちらはアニョードレですが、武藤さんがホゲットも送ってくれたので食べ比べができました。
アニョードレはまったくくさみがなかったのですが、ホゲットは羊を食べてる感が強かったです。
アニョードレのポルケッタ
木下牧場のウチヒラ牧草焼き
マッケロンチーニ
賀茂茄子とリコッタチーズのトマトソース
マンゴーのムースとココナッツのジェラート
料理はざっとこんな感じですが、ワインはエーテルヴァインの佐々木くんが担当。いつもながらすばらしいチョイスでアニョードレにも近江牛にもピッタリでした。19時スタート、気がつけば23時をまわっていてビックリしました。
田淵シェフの気合が伝わるようなメニュー構成でした。参加者のみなさま大満足で年に1回、アニョードレの会が定番化しそうです。
田淵シェフ、お疲れ様でした!
そして最後は、居残り組でこの笑顔、
関連記事
-
-
第一回 肉Meetsは料理人と参加者の笑顔で無事終了
記念すべき第一回目となる【肉Meets】は、大いに盛り上がり参加者皆さんの素敵な笑顔で無事終
-
-
ジビーフと近江牛のカイノミ食べ比べはあまりにも個性が違いすぎて改めて驚いたのでした
手前(まるさん牧場の近江牛)、奥(駒谷牧場のジビーフ)。部位はカイノミで
-
-
愛農ナチュラルポークのお披露目会メニューが決まりました
12月6日(木)開催の愛農ナチュラルポークお披露目会のメニューの打ち合わせで サルティンボ
-
-
短角牛「草太郎」を食す会は肉好きが世界中から集まった
まずはこの写真を見ていただこう。 グラスフェッドで育てた短角牛「草太郎」の持ち主という
-
-
肉Meets in ビストロ デ シュナパン(Bistro des Chenapans)
2月4日に今年2回目となる肉Meetsを大阪のビストロ デ シュナパンで開催させていただきま