*

意外と忘れられるサーロインの筋は丁寧に取り除きましょう

公開日: : 2014/01/06 雑記

IMG_2353

現在販売中の木下牧場さんの近江牛A4サーロイン、けっこうサシが入っているのですが食感は意外とあっさりとしていました。ただ、フレンチだとソースの邪魔をしてしまうのでオススメできません。炭火でじっくり焼きたいところです。

ご家庭だとフライパンで焼くか焦げ目をつけてオーブンでローストするか、、、ステーキは焼くのがむつかしいからと購入を迷っている方がおられますが、これくらいサシが入った肉は意外と簡単で、逆に赤身肉を焼くほうが火入れ加減ひとつで硬くなってしまうのでむつかしいのです。

ところで、最近はイタリアンでもガッツリ肉の塊を焼いてくれるので私的には非常にうれしいのですが、口のなかでモゴモゴと筋が残ってしまうことが稀にあったりします。

デート中なんかだと吐き出すのも失礼なのでついつい飲み飲んでしまったり(笑)
上の写真と下の写真を見比べていただくわかると思うのですが、脂をすべて取り除いて赤身だけにする場合は別として、サーロインの太い筋は噛み切れないのです。もしかすると海外では取り除かないのかも知れませんね。その影響もあるのかな。

IMG_2355

飲食店がこのクラスの牛肉を使う場合は、ある程度客単価が高くないと厳しいものがあります。もちろん一頭買いすれば単価は抑えられますが、単体の場合は商売的には合わないかも知れません。

なので肉メインのイタリアンでは赤身の肉で単価を抑えたホルスタインか交雑種、もしくは輸入牛肉を使っている場合が多いようです。

単価的には私が扱っているドライエージングビーフ(黒毛和牛の経産熟成肉)と変わらないのですが、熟成で変色した部分やカビをトリミングすると当然ながら歩留りが悪くなり原価が上がってしまいます。このあたりが悩ましいところではありますが、販売価格を調整できるものなら一度お試しいただきたいものです。お客様が何を求めているのか、、、少々高くてもおいしい肉を食べたい、そういったお客様のニーズがあるお店にこそ私が手掛けるドライエージングビーフをおすすめさせていただきます。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

切りたての新鮮な肉は暗赤色

写真のワインを購入したのだが、飲んだ時の味に違和感があったので てっきりブショネだと思って

記事を読む

プライオリティの決め方

先日、京都のステーキ店にて熟成肉の試食会を行った。 以前より、店のオーナーや料理長と懇意

記事を読む

真空パック(バキュームパック)の牛肉の扱い方

牛肉の流通のほとんどはボックスミート(部位ごとに真空パックされ箱に入った状態のもの)ですが、

記事を読む

筋細胞外脂肪(EMCL)

先日、テレビの番組で「EMCL」の特集をやっていた。 EMCLとは、筋細胞外脂肪のこと

記事を読む

高騰しているのは牛肉だけではなく内臓も同じくで上質な内臓を食べる機会が少なくなる

素牛不足から子牛価格が高騰し、当然ながら枝肉価格も高騰で小売値を上げざる得ない状況が続いてい

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年10月
    日 月 火 水 木 金 土
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031