見た目や味ではなく背景で選んでもらえる牛肉
子牛が誕生する瞬間をライブカメラから見守った。
木下さんがフェースブックで知らせてくれたのでシェアすると
たくさんの「いいね」がついて、友人たちもカメラに釘付けとなった。
産まれた子牛は女の子で、友人の名前をいただき「たか」と名付けられた。
きっと食欲旺盛なすばらしい牛さんに育つことだろう。
滋賀県で産まれて滋賀県で育ち、そして地元で採れたものを食べて育つ。
こういった生産が持続できるように、私が協力できることは価格で支えることだ。
米国のシェフズ・コラボラティブ(シェフのネットワーク)のように、木下牧場の近江牛を
みんなで支えていけるようなネットワークができれば言うことないのですが・・・
少しずつ輪が広がっているので、あと2年もすれば私が思い描いている構想が実現
するかも知れない。
見た目や味も大事だが、背景に価値を見出してもらえるように今後も取り組みたい。
関連記事
-
肉屋としての僕の考え方
和牛の最高峰は言わずと知れた「A5」ですが、A5のなかでも5段階あって8〜12の数字で区別されます。
-
住所、電話番号非公開の店でモツサンド
東京某所に女主人が一人で営業している店がある。本人は家庭料理だというがとんでもない。彼女の料
-
おいしさの方程式って「商品+環境」だと思うのです
農家さん(生産者)との会話で、度々出てくる「うまい牛」というワード。「食べておいしい肉」にな
-
南山 京都駅店 Nanzanギューテロワールにて弁当を買う理由
例によって南草津駅から電話して弁当をお願いした。京都駅まで17分程度だ。 西口改札をでれば