すき焼きとご飯の相性は抜群においしくて幸福感に溢れる

博多で数か月ぶりに会ったした友人があきらかに痩せていた。
大阪で会った友人も痩せていた。
しかも、病的な痩せ方ではなく見るからにオトコマエなのだ。

いったいこの数カ月でなにがあったのかと尋ねてみると
糖質制限しているとのこと。

さらに尋ねると私が言いだしっぺらしい。
まったく記憶にないところが我ながら恐ろしい。

無理なダイエットは長続きしないし、必ずと言っていいほどリバウンドしてしまうので
私の場合は、糖質制限がストレスなくダイエットには効果的だった。

糖質制限の話をしだすと長くなるのだが、かなり端折ると炭水化物を控えて
夜遅くにガッツリ食べる晩飯を「牛肉＆ワイン」のみにしたのだ。
甘いものも控えた。しかしこれで痩せても病的な感じになってしまいそうだったので
運動もすることにした。

ジムに行きだしたがついついサボってしまうのでお金はかかるが健康のためだと割り切って
トレーナーをお願いした。それでもドタキャンを数回やってしまった。

さて、糖質制限している方はお米を食べない方が多い。
私もそうしていたのだが、唯一すき焼きのときだけは欲求を開放している。

個人的には赤身肉が好きなのだが、試食も兼ねてサシの多いロース系もよく食べる。
こってりしているのでご飯との相性は抜群においしい。

お米は農家の知り合いに、おいしい近江米をいただくことが多いので助かる。
真っ白なごはんにふんわりとした湯気、砂糖と醤油で少し甘めに味付けした肉をごはんにのせて一口。

肉の旨味がしみ込んだ豆腐やネギ、こんにゃくもうまい。
2杯目に行きたいところを我慢して、あとは日本酒をちびちびやりながら肉を楽しむ。

これが私のすき焼きの楽しみ方なのだが、〆はうどんを入れる。
正月は餅も入れる。卵も入れて半熟で食べる。

家族が揃う年末年始は幸福感あふれるすき焼きで団欒しませんか。