牛肉の価値を再構築する
公開日:
:
2012/11/15
イベント
農研機構の近畿地域マッチングフォーラムと日本産肉研究会の第10回学術集会が
14日と15日の2日間に渡り開催された。
農水省の方々、研究者の方々、飼料関係者など畜産に関わりのあるみなさんが一同に会し
意見交換できる場に参加させていただき非常に有意義な時間を過ごさせていただいた。
私は、日本産肉研究会の「牛肉の価値を再構築する」という大タイトルのなかで
「牛肉の新しいブランド戦略」についてお話させていただいた。
私の話はさておき、日本が世界に誇る「和牛」とは別の価値観で赤身で味のある牛肉を
なんとか新しい価値として世に出せないかと研究されている背景も知ることができた。
しかし、いくらすばらしい取り組みでもマーケティングに欠けており、現場に落としこめて
いないことがボトルネックとなっている現状も見え隠れした。
一般に出回っていない未知の牛肉を味わう機会をいただいたが、ぜひテーブルミートとして
根付いてほしいものだ。
まだまだ書きたいことはあるのだが、とにかく中身が濃い2日間だったので
ゆっくり机に座れる週末あたりに改めてまとめてみたい。
※木下牧場さんの牛肉の購入についてお問い合わせをいただいておりますが
次回の入荷は、22日頃になります。サイトからご購入できますのでよろしくお願いします。
近江牛.com(→クリック)
関連記事
-
-
ZURRIOLA(スリオラ)で愛農ナチュラルポークを食べ尽くす会
定期的というか、たまにというか、食事を共にするお仲間がいまして、スリオラの本多シェフともその
-
-
しゃべり疲れた後はサルティンボッカでジビーフ
猿払の放牧酪農家小泉さん、様似の西川さん、近江の木下さんなどなど、牛飼いのみなさんと楽しい仲
-
-
ポッサムチプにてジビーフと木下牧場の近江牛
11月29日は(イイニク)の日ということで、兵庫の焼肉『ポッサムチプ』さんにて但馬系の純粋近江牛とジ
-
-
うを徳×サカエヤ×ワイナリー和泉屋コラボ会
明治の日本を代表する文豪、泉鏡花の『婦系図』のモデルとなった神楽坂の老舗「うを徳」。『婦系図』の中に
-
-
生産者は自分が育てたものを食べない
(写真は、6月11日開催の肉Meets in 大分で料理を担当してくれるTacca/タッカの