塩麹に漬け込んだランプステーキは絶品だった
公開日:
:
2012/02/03
ステーキ
当店は、業務用の牛肉をメインに卸販売していた時期が長くありました。
しかしながら91年のBSE問題で多くの取引先を失い、その後はネットでの集客に。
情報発信を一生懸命すると、ふたたび業務用の問い合わせが増えだして
いまでは、少しずつだが望まれる方に当店の牛肉を販売させてもらっている。
ただ、だれかれと販売するのではなく、私たちの想いに共感できる方とだけ
お取引いただいている。
生意気なようだが、取引するということはそういうことだと思う。
JR南草津の駅から徒歩5分程度のところにサルティンボッカというイタリアンの店がある。
このあたりでは評判の店だ。
私も個人的に大好きな店なので、こういう店にうちの肉を使ってもらいたいと
常々思っていた。
数年前に、サルティンボッカのオーナーシェフが
木下牧場の近江牛を指名買いしてくれるようになった。
私としては、大好きな店で自分ところの肉が食べられるのだから
これ以上幸せなことはない。
先日のこと、いつものようにステーキをオーダーすると
塩麹に漬けてみたので試してほしいと大きな容器をもってきた。
塩麹といえば、いまひそかなブームらしくて
藤原紀香さんや平子理沙さん、上野樹里さん、釈由美子さんなどが代表格で
「発酵女子」というそうだ。
さて、味のほうは漬けこみ時間がピッタリだったのか
塩加減もよくて、ランプ肉の旨みが引き立っているように感じた。
関連記事
-
近江牛ロースの赤ワインソース、秋の野菜を添えて
魚や野菜には〝旬〟があるが牛肉には旬らしきものはない。 しかし、季節によって売れ筋が変わってくるの
-
牛肉関係者はA5よりA3あたりの肉を食べている
マーク・シャッカーというカナダ人が書いた「ステーキ!」という本がある。
-
プレーゴの絶賛ランチ
プレーゴのランチメニューから(メインは木下牧場のランプ肉を使ったミニステーキ) ランチ
-
熟成させたランプステーキはすこぶるうまい!
牛肉はある程度寝かせたほうがいい。 と畜後、死後硬直から開放するのに最低でも7日は熟成させ
-
ローストビーフを作るにはランプ肉がおすすめです
近江牛.comには、リニューアル時(昨年の10月)に削除してしまったコンテンツがたくさんある