ドライエイジングビーフ(熟成肉)が最高の仕上がり具合で販売中!
公開日:
:
2011/12/10
熟成肉
年末年始に販売するドライエイジングビーフが
次々に仕上がっている。
当店のドライエイジングは2通りある。
1つは、昔からのやり方で枝肉の状態で冷蔵庫に吊るしておく方法。
もう1つは、専用の熟成庫で風と湿度、温度を調整しながら
菌をつける方法だ。
写真のドライエイジングビーフは後者のやり方で
リブロースの断面を白カビが覆っている。
カラーだとよくわかるのだが、あまり気持ちの良いものではないので
あえてモノクロにしてみた。
今日仕上がったばかりのドライエイジングビーフを
さっそく試食してみたが、驚くほどおいしかった。
包丁を入れた瞬間に熟成香が店内に漂いはじめ
火を入れると、ぶわっという表現がピッタリのフレーバーを感じた。
経産牛だから多少の歯ごたえはあるのだが
それがかえって肉らしさを感じ、噛みしめるたびの喜びと感動は
長年この仕事をやっているが、新たな発見と肉の奥深さに驚愕する。
今月からびわカン(滋賀のテレビ番組)で熟成肉のコーナーがはじまる。
半年間で6回の特集になるが、滋賀だけではなくケーブルテレビ(CATV)のJ:COMでも
放送されるので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
肉の最高到達点 近江牛熟成肉はこちら(→クリック)
関連記事
-
-
ドライエージングビーフにもストーリーが必要だと思うのです
日本初上陸の「ウルフギャング」へ行ってきた。ニューヨークやワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズ
-
-
柴田書店「専門料理」に熟成肉が掲載されています
昨日の記事に、こんなことを書いた。 この日も、少し肉の話をしたが、 熟成肉に取り組ん
-
-
ようやく納得できる熟成肉が完成した!
ようやく納得のいく熟成肉が仕上がった。 つまりは、売り物としてお金をいただける代物とい
-
-
ル・セヴェロスタイルで肉を焼く
写真は牛ではなく鴨、祥瑞のノブさんの火入れだ。 目をつぶって食べれば鴨だとわからないぐらい
-
-
熟成肉はブラック アンド ブルーで外は焦がして中はふわっと
12月中に店頭に熟成庫を設置する予定で進めているのだが、しばらくはディスプレー状態となりそう
- 新記事
- 「A5=おいしい」は間違い
- 旧記事
- 日本が世界に誇るすき焼き