2020年ありがとうございました
公開日:
:
2020/12/31
未分類
本日をもって2020年の仕事納めとさせていただきます。
大変な一年でしたが悪いことばかりではなく、嬉しいこともたくさんありました。
来年は丑年、10月10日で60歳になります。だからどうということはないのですが、もっともっと上手に肉を切りたいという目標を掲げて精進していきたい所存です。
先日、ある方に2つの書をいただきました。1つは内緒ですが、もう1つが『一似貫之』(いつもって、これをつらぬく)です。孔子の教えで、自分の中にひとつのぶれない軸を持っていて、それを貫くということだそうです。
19歳で肉の仕事をはじめて40年が経ちました。ときには頑固に我を通すことも必要ですが、柔軟な心と謙虚な態度、そして愛をもって肉に向き合うことが、『一似貫之』だと解釈しています。
2021年がどんな年になるのかわかりませんが、僕がやれることはひとつしかありませんので、正々堂々と自分の仕事に命かけてやっていきます。
ご縁あるみなさま、どうぞお体ご自愛いただき、良いお年をお迎えください。2021年も仲良くしていただけると嬉しいです。
そして、世界中から人が来て、僕たちも行きたいところに行けるように。
最後に
年末年始、休みなく戦い続けてくれている医療関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
関連記事
-
-
フランス・ジャポン・エコー誌の取材はまさかの通訳なしだった
フランス・ジャポン・エコー(France Japon Éco)の編集長、レジス・アルノーさん
-
-
比較は悲劇のはじまり
正月気分というまったり感は年々薄れていくように感じています。元旦はお節に日本酒でそれなりに満喫しまし
-
-
僕と料理人の関係性について
たまに関係の薄い人から知り合いの料理人へ肉を送ってほしいと頼まれることがあります。こういうのが一番困
-
-
リストランテ・マッサでラッセ×マッサ
かつてフジテレビ(料理の鉄人)で、第4の鉄人として活躍された神戸勝彦シェフが今年の3月、不慮の事
-
-
消費者であり消費者でしかないということはありえない
昨夜は、阪本啓一氏のMAIDO-international(大阪商人のスピリットを世界に向け
- 新記事
- 肉は技術ではなく心で切る
- 旧記事
- flying愛農ポーク