ジビーフのような生き方
公開日:
:
2020/05/08
コラム
緊急事態宣言が延長されましたね。さて、解除後の世の中がどう変わるのか、いろんな方がいろんなこと言ってますが、なってみなければわからないですよね。それでも、僕ごときが予想できることなんて、たかが知れてますが、すべてがオンライン中心になるんじゃないかな。少しずつリアルな集まりが増えてくるとは思うけど元どおりにはならないでしょうね。いま、オンラインが急激に整備されはじめ、ZOOMの利用者が増えたり、おそらく新しい価値観をすでに感じている人も多くいると思うのです。となると、生き方も変わってくるんじゃないでしょうか。
牛は牛らしく、魚は魚らしく。少なくとも僕の周りにいる人たちは、ジビーフのような生き方を知ってしまったら牛舎には戻れないと思います。
これからは、リアルの過ごし方も大きく変化すると思います。商売のやり方もリアル+オンラインとの融合が主流になっていくと思うし、名前だけ先行した予約の取れないレストランや高級食材使った高額店は厳しくなっていくでしょうね。
どちらにしても、元には戻れない。もともと自分で店もったからには、だれにも頼れないし、やる、やらないは政治家ではなく自分で決めればいいしね。もちろん守るべきことを守りながら。そろそろ動きださないと死にますよ。
関連記事
-
-
保護中: ②BSEから学んだこと
とは言うもののだ。一緒に取り組む生産者は見つかった。この頃の農家は牛を出荷したら仕事は終わりで、その
-
-
食材を語り料理を語り酒を語ることもおいしさの一部だと思うのです
愛農ナチュラルポークのロースト(銀座レカン/高良シェフ)と三重県伊賀の妙の華(森喜酒造場)の
-
-
「適サシ肉」とは適度なサシの肉という意味で脱霜降りではないのです
産経新聞に私のコメントも掲載されていたので少しこの話題に触れたいと思います。 元ネタは
-
-
どんなにいい肉であっても職人の技がなければどうしようもない
写真のランプは個体情報が示す通り、昨年の11月10日にと畜後、同月19日に当店に入荷