琉球大学×八重山農林高校のプロジェクト、石垣で育ったあか牛その後
公開日:
:
2018/06/19
あか牛

石垣で育ったあか牛ですが、僕がおいしくしてやれるのは、このあたりが限界かな。流通が整備されいないのと食肉文化の違いなど課題山積。やっぱり石垣から滋賀まで枝肉で運んでこれないと僕の技術(というほどのものでもないのですが)が活かされない。現地で骨を抜かれた時点で肉は酸化するので、そこからポテンシャルをあげるのはかなり難しい。しかも脱骨が僕のやり方とは違うのでその後の手当てがやりにくい。それでも牧草で育ったあか牛の良さを十分引き出せたかなと感じています。
あと1頭、来月早々に入荷がありますがどうにか枝肉で運べないかなと思うのですが、コンテナ代が30万かかると聞いているのでちょっと難しいかな。
※手前が石垣のあか牛(本日発送のわくわく定期便、焼肉をあか牛のステーキに変更しています)奥は近江牛のサーロインですが、これでA3です。朝から試食しましたが300gストレスなく食べれました。A3でこのサシは格付けがおかしい気もしますが、しょせん人間がやってることですからあくまでも「ものさし」として、それよりも嫌な脂臭がないのであか牛とは真逆ですが、こちらもオススメです。
関連記事
-
-
東海大学のあか牛、我慢できずに焼いてしまいました
昨日の続きですが、東海大学の阿蘇あか牛。輸送疲れもありしばらく肉質を落ち着かせてからどのよう
-
-
東海大学で生まれ育った阿蘇のあか牛が入荷してきました
熊本県南阿蘇村の東海大学農学部農学教育実習センターでこの子が生れたのが2015年4月30日。
-
-
eco-beef project in サカエヤ
熊本の東海大学農学部が今年から立ち上げた「草原あか牛eco-beef ASO」。先日はキャン
-
-
阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト
子牛が産まれてから人の口に運ばれるまで約2年と6カ月。いまナイフを入れた肉にいったいどれだけ
-
-
東海大学産あか牛「なでしこ」本日より販売します
4月27日に京都のGOOD NATURE STATION(高島屋さんの隣)にて、料理マスター


















