阿蘇のあか牛、ナチュラルからよりナチュラルへ。すばらしい肉質です
公開日:
:
2017/11/15
あか牛

阿蘇の草原で一年中、草だけを食べて育つあか牛。橋村さんが立ち上げたプロジェクトは野草地を利用した牛本来の育ち方を尊重したものです。昔はこうやって牛が育ったのです。山間部や耕作放棄地、使わなくなった果樹園なども放牧地として活用できるため、阿蘇の草原景観維持や農地の荒廃を防ぐ効果も期待できます。
ビジネスとして成り立つにはあと5年はかかりそうですが、自然相手なので急がす慌てずゆっくりと牛のペースに合わせていくことが良い結果になると思います。
今年の出荷はわずか一頭だけ。昨夜は楽しいメンバーでサーロインとウチモモをいただきましたが、ほんのり草の香りを纏った肉は赤身を主張しながらも歯切れの良い心に沁みる味わいでした。

産地の熊本でも宮本シェフがすばらしい料理に仕立てたと聞いています。そしてもうひとつプロジェクトが立ち上がりそうです。かなりおもしろいことになりそうなので、友人知人のみなさま、ぜひ巻き込まれてください。
関連記事
-
-
阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト
阿蘇の草原で一年中、草だけを食べて育つあか牛のプロジェクトです。今年の出荷は一頭のみ。次回の
-
-
石垣島からあか牛が間もなく到着
琉球大学農学部と八重山農林高校のあか牛プロジェクト。熊本の東海大学から譲り受けた3頭のあか牛
-
-
石垣からあか牛がやってきた
期待が大きすぎたのか、あまりにも味に透明感がありすぎてテンションだだ下がった。肉も硬くて駒沢
-
-
eco-beef project in サカエヤ
熊本の東海大学農学部が今年から立ち上げた「草原あか牛eco-beef ASO」。先日はキャン
-
-
違いの分かる3種、食べ比べるとかなりおもしろい結果になります
上から、ジビーフ、阿蘇のあか牛、近江牛。格付けけはC1、A2、A3。単体で食べるのと食べ比べ


















