2回目となる京丹後魚政とのコラボ会
公開日:
:
2018/04/05
ジビーフ(完全放牧野生牛), 吉田牧場のブラウンスイス牛, 店・料理人, 愛農ナチュラルポーク

赤身が強くて肉に包丁を入れると血が混ざった水分が溢れ出る。肉はふにゃふにゃで締まりがない。おまけに脂がないのですぐに変色する。食肉としてお金をいただけない肉だ。でも、僕は問屋ではなく手当てを生業にしている肉屋。そして、時代が変わりお客様も変わった。なによりも僕の肉に対する考え方が年齢とともに経験とともに変わっていった。
自生の草を食み裸に生きる。
その地の風土と環境を肉で表現する。
そんな牛がいてもいいじゃないか。小さなコミュニティに少しだけ光があたりはじめてきた。
昨夜は大津瀬田の蔓ききょうさんにて、魚屋の友人と2回目となるコラボ会が開催された。この日のために僕が選んだ肉は、愛農ナチュラルポーク(愛農高校)、ブラウンスイス牛(吉田牧場)、ジビーフ(駒谷牧場)の3種。
愛農ナチュラルポークの汚れのない凛々しい脂に驚き、ブラウンスイス牛はお皿を吉田牧場に見立て、コダカ(吉田さんのチーズ)がアシストを完璧にこなしてくれた。料理人メグミさんが初めて挑むジビーフは、まるで何度も経験してきたかのような焼きと火入れに参加者みなさん唸ったのでした。
関連記事
-
-
愛農ナチュラルポークの骨付きモモは楠田さんがジャンボンブランに。
今年は順調よく入荷がある愛農ナチュラルポークですが、それでも週に2頭が限界です。一般の方から
-
-
函館コルツにて、ジビーフと農楽蔵ワインと。
ジビーフが引き寄せるご縁はなんとも素敵で、今年の6月にピヨッシュの林さんがジビーフツアーに参
-
-
生産者×肉屋×料理人
豚の頭を解体するLe14eの茂野シェフ。いやぁー驚きました。パリでの修行時代に6年だったか7
-
-
愛農ナチュラルポークひさしぶりに全商品販売しています
1月、2月は毎週入荷が確定しておりまして、それでも一般販売はタイミングが合わなくて3か月ほど
-
-
ジビーフはまったく新しい赤身肉の分野
フランスから帰国直後に赤身肉を探し回ってたのですが思うような肉が見つからなくて...


















