*

霜降りがおいしくなくなった理由

公開日: : 2017/10/18 コラム

霜降りは最近年のせいかあまり食べられなくて・・なんて声をよく聞きます。確かに年のせいも多少はあるかも知れませんが、要はうまくないからです。昔の肉はうまかった。という話もよく聞きます。しかし、僕が子供った頃と経済動物化が進んだ現在を比べても仕方がない。

生産者は自分が育てた牛を自慢する。肉屋も自分が商品化した牛肉を自慢する。プロなら当然だと思うし、自慢できないようならお金を貰ってはダメだと思う。しかし、ほんとうにおいしくなくなった。

で、改めていろいろ考えてみると、おいしくなくなった原因のひとつは流通過程じゃないかなと。と畜→枝肉までは昔も今も同じ。ここから先が違う。特に僕がやってることはまったく違う。ときどき料理人の方が研修に来られますが、僕がやってる手当てをぜひ見ていただきたい。自慢しているわけではなく、解釈しようによっては生意気な文面ですが、僕も料理人の方からたくさんのことを学ばせてもらっているので、少しでもお役に立てればと思っています。来月は女性のシェフが研修に来られます。幸い月曜日なので、牛の屠畜、セリも見学してもらえそうです。牧場で牛を見るより生々しい現場を見て感じるほうがよっぽど勉強になります。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

うに+肉に思う、牛肉の生食について

「雲丹+肉」が流行っているのか、検索するとたくさんヒットする。(面倒なので「う肉」で省略)私

記事を読む

ジビーフ「太郎」入荷、そして米国産牛肉の輸入月齢の制限撤廃で、30ヶ月齢以上の牛肉が入ってくる

トラックに揺られてジビーフ『太郎』がやってきた。先日の北海道肉専用種枝肉共励会において「赤身

記事を読む

食材を語り料理を語り酒を語ることもおいしさの一部だと思うのです

愛農ナチュラルポークのロースト(銀座レカン/高良シェフ)と三重県伊賀の妙の華(森喜酒造場)の

記事を読む

育てる

サカエヤの採用は23歳まで。最低でも3年は働くことを条件にしています。とは言っても最初の勢いはどこへ

記事を読む

脂の溶ける温度、融点が低いからサシ肉がたくさん食べられるということでもないと思うのです

先日のセリで購入した近江牛。いつもはA3狙いで枝肉を選定するのだが、サシの多い和牛で育った私

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年4月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930