熟成させたランプステーキはすこぶるうまい!
公開日:
:
2012/04/15
ステーキ
牛肉はある程度寝かせたほうがいい。
と畜後、死後硬直から開放するのに最低でも7日は熟成させなければおいしくならない。
しかし、3日程度で精肉にしたほうが新鮮でおいしいという人もいる。
どちらが正解ということはないのだが、私の経験では肉質を見極めたうえで
熟成期間を計り、さらに日々の試食でおいしくなるタイミングを見計らうのが
ベストのように思う。
私は、個人的にサシが入りやすいサーロインより、赤身のランプ肉が好みだが
熟成させるとすごくおいしくなる。
ただ、赤身系は熟成がすすむと暗めの鮮紅色になり、見栄えが良くないので
どうしても早めに商品化してしまう向きがある。
変色部分を削ると歩留まりが悪くなるのも、早出しの要因なのだが
そのあたりが気にならない方は、ぜひ熟成させた赤身肉を食べていただきたい。
まずは何もつけずにそのままで、そしてお気に入りの塩や山葵を少しつけて
お召し上がりいただきたい。
肉本来の旨みを感じていただけるかと思います。
関連記事
-
-
塩麹に漬け込んだランプステーキは絶品だった
当店は、業務用の牛肉をメインに卸販売していた時期が長くありました。 しかしながら91年のBSE
-
-
ローストビーフを作るにはランプ肉がおすすめです
近江牛.comには、リニューアル時(昨年の10月)に削除してしまったコンテンツがたくさんある
-
-
ランプステーキの焼き方
赤身肉のステーキといえば、ヒレが最上級の部位だが お値段も最上級なので、当店ではランプをお
-
-
信頼関係が育む、サスティナブルな牛肉づくり
当店の契約牧場でもある木下牧場との取引は、相対と枝肉にしてからのセリの2
- 新記事
- 一頭まるごと使った近江牛カレー
- 旧記事
- 近江牛のタリアータ