命の質を上げる
公開日:
:
2011/10/10
雑記

自分たちで種を撒き、牛たちの糞尿を肥料として、実った稲わらを牛たちの給餌する
環境保全型畜産を実践している、木下さん、藤井さん、後藤さんの3牧場のみなさん
3年前に約90kgだった体重が、食べるものを見直し
体を動かすことによって60kg台になった。
太りにくい体質に改善されたのか、確かに少々の無茶をしても
太らなくなった。
しかし、この1年で太りやすい体質に戻ってしまった。
体重は80kg台に突入し、階段の上り下りでは息切れする始末。
とはいっても、何かのきっかけがない限り節制できるほど
我慢強くもないし、ましてや忍耐力もない。
きっかけがなければ、つくればいいと言うことで
夏の終わりから、もう一度、食べるものを見直してみた。
するとどうだろう、1ヵ月もしないうちに5kgも落ちてしまった。
なにも特別なことはしていないのだが「適応食」について考えてみた。
私たちの身体にもっとも適した食べ方は、
62%は穀物、25%は野菜や海草、5%が肉や魚というのが望ましいと言われている。
卵、肉、乳製品は、身体によくないと言う人がいるが
そうではなくて、要は、食べ方であって、質の良いものを適度に食べることが大事なのだ。
当店のお客様で、85歳のお医者さんがいる。
買い物に来られる奥様曰く、ご主人は夕食に牛肉料理が一品ないと不機嫌になるとのことで
いつも、決まって近江牛サイコロステーキを購入される。
毎日、2~3切れづつ食べているそうだ。
牛肉を腹いっぱい食べるのもいいが、
私としては、このように少量を毎日食べていただくことをおすすめしたい。
そのためにも、質の良い牛肉を選んでいただきたいし
当然ながら、輸入牛よりも日本の黒毛和牛を食べていただきたい。
もちろん、当店の近江牛が食卓にあれば言うことないのだが
こればかりは、お客様が決めることだし、ご贔屓のブランド牛があって然りである。
水も水道水から直接ではなく、浄水器を通したほうが良いだろうし
ミネラルウォーターがベストだと思う。
米もそうだし、もっというなら空気だってそうかも知れない。
こうやって、日々身体に入る物のレベルを上げることが
「命の質を上げる」ということではないだろうか。
関連記事
-
-
牛肉の新しい価値を求めて
写真は京都ホテルオークラで開催された「信州プレミアム牛肉」発表会のメニューの1つ、「牛ロース
-
-
エシカル・ソーシング(Ethical Sourcing)という考え方
12月8日に、経産省の委託事業で 「情報モラル啓発セミナー 東京」が開催される。 詳
-
-
霜降り信仰揺らぎ、健康志向で赤身人気
日経新聞の記事ですが、タイトルは「牛肉、霜降り信仰揺らぐ」というものだ。内容を簡略すると、格
-
-
厚生労働相は米国産牛肉などの輸入規制や国産牛検査の再評価の検討を始めた
出張続きでバタバタしていたが、やっとブログを書く時間がとれた。 今日は天気がいいのでみんな
-
-
ジビーフと羊と運・鈍・根
完全放牧野生牛(ジビーフ)のヒレと茶路めん羊牧場のTボーンが同時に味わえるということで、サル


















