*

命の質を上げる

公開日: : 2011/10/10 雑記

_N7K2358.jpg

自分たちで種を撒き、牛たちの糞尿を肥料として、実った稲わらを牛たちの給餌する
環境保全型畜産を実践している、木下さん、藤井さん、後藤さんの3牧場のみなさん

3年前に約90kgだった体重が、食べるものを見直し
体を動かすことによって60kg台になった。

太りにくい体質に改善されたのか、確かに少々の無茶をしても
太らなくなった。

しかし、この1年で太りやすい体質に戻ってしまった。
体重は80kg台に突入し、階段の上り下りでは息切れする始末。

とはいっても、何かのきっかけがない限り節制できるほど
我慢強くもないし、ましてや忍耐力もない。

きっかけがなければ、つくればいいと言うことで
夏の終わりから、もう一度、食べるものを見直してみた。

するとどうだろう、1ヵ月もしないうちに5kgも落ちてしまった。

なにも特別なことはしていないのだが「適応食」について考えてみた。

私たちの身体にもっとも適した食べ方は、
62%は穀物、25%は野菜や海草、5%が肉や魚というのが望ましいと言われている。

卵、肉、乳製品は、身体によくないと言う人がいるが
そうではなくて、要は、食べ方であって、質の良いものを適度に食べることが大事なのだ。

当店のお客様で、85歳のお医者さんがいる。
買い物に来られる奥様曰く、ご主人は夕食に牛肉料理が一品ないと不機嫌になるとのことで
いつも、決まって近江牛サイコロステーキを購入される。

毎日、2~3切れづつ食べているそうだ。

牛肉を腹いっぱい食べるのもいいが、
私としては、このように少量を毎日食べていただくことをおすすめしたい。

そのためにも、質の良い牛肉を選んでいただきたいし
当然ながら、輸入牛よりも日本の黒毛和牛を食べていただきたい。

もちろん、当店の近江牛が食卓にあれば言うことないのだが
こればかりは、お客様が決めることだし、ご贔屓のブランド牛があって然りである。

水も水道水から直接ではなく、浄水器を通したほうが良いだろうし
ミネラルウォーターがベストだと思う。

米もそうだし、もっというなら空気だってそうかも知れない。

こうやって、日々身体に入る物のレベルを上げることが
「命の質を上げる」ということではないだろうか。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

肉焼きはセンスによるところが大きい

お盆の繁忙期前でバタバタしていますが、一昨日は親交のあるマッキー牧本氏と神戸で合流してからの

記事を読む

日々いろんな肉が入荷してきますがA5もあればC1もありすべてに命がありおいしくなってほしいと願うのです

とある牧場から出荷された近江牛ですがちょっと様子が変です。雌の50カ月齢で経産ですが肉にする

記事を読む

牛肉に含まれる水分量と旨み

近江プレミアム牛(左)と近江牛のウチヒラ(右)です。 最近、肉の水分と旨みについて考え

記事を読む

褒められたい生産者、喜ばれたい生産者

撮影:中塚麿美[/caption]   今日はある雑誌の企画で、さかえや店舗

記事を読む

世田谷に隠れ家的な場所を発見、そこで食べるDABが絶品なのだ

ありがたいことに、全国各地からお取引のご依頼をいただくことが年々多くなってきている。よほどの

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年10月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031