*

藤田くんとSHIORIちゃんの料理会

公開日: : 2018/11/23 イベント

なぜその肉を使うのか?
ブランドであったり価格であったり使い手の理由は様々。菜園料理家、藤田承紀くんと初めて会ったのは日本味育協会主催のプロフェッショナルコースだった。受講者のなかでも目の輝きが一際目立った。とにかく質問が多いうざい子だった(笑)

以降、、、彼は僕にしつこいほどまとわりついてきた。そして牛肉にどっぷりはまった。驚いたのは恐ろしいスピードで成長していった。彼が牛肉一筋でやっていけば日本をひっくり返すぐらいの逸材になるかも知れない。それぐらい才能を感じた。僕は彼のために手当てした牛肉を送り続けた。生半可な牛肉は彼のためにもよくないのでプロでも嫌がる牛肉ばかり送った。やさしくないジビーフのバラも送った。それでも彼は喜んで感想をメッセージしてくる。本当に変わった子だ。

そんな藤田くんに触発されて、SHIORIちゃんが牛肉に興味をもちはじめた。彼女もまた変わった子だ。捌き(骨抜き)を覚えたいという。じつに楽しそうに肉を触り骨を抜く。彼ら彼女らの世代が牛肉にしっかり向き合い、次の世代へ継承していかなければ小さな農家が作る限られた牛は自然消滅するだろう。そうならないためにも僕にできることは、、、なんてカッコつけたことを思っているのですが。

そして実現した食事会。2ヶ月間、SHIORIちゃんと藤田くんが試行錯誤でメニューを組み立て僕もあえて難しい肉を投げかけた。最近の若者は・・なんてマイナスなことを言う人もいますがそんなことないですよ。どの世代でもイケてない人がいるわけで、年齢関係なく凄い人はたくさんいます。

この日は、だれが参加しているのかまったく知らなかったのですが、行って見ると知り合いばかり。しかもAV男優のけんちゃんとはぁちゅうも来ていてびっくりした。だって10日ほど前に京都で一緒に食事したばかりだったからね。順子先生にたかちゃん、オルヴォーの田中さんまでいて楽しい会でした。もちろん料理もすばらしかったです。

メニューは書家の中塚翠涛さん。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20th 肉Meetsは近江牛と梵のコラボ、そして料理はイタリアン

友人のクラビシュ佐野吾郎さんとのご縁で実現した今回の肉Meetsは、梵の蔵元、加藤さ

記事を読む

都心の若者と農業生産者をつなぐ「こだわりの食材バル」

昨年開催されたイベントですが、都心の若者と農業生産者をつなぐ「こだわりの食材バル」が有楽町と

記事を読む

Bistrot Or en Boucheでナチュールな肉会

昨年末にオープンしたばかりの東京池尻にあるOr en Bouche(アールオンブーシュ)で僕が手当て

記事を読む

紅豚×ブエノチキン+近江牛 in 沖縄は暑(熱)かった

「紅豚×ブエノチキン+近江牛!!ミーツvol.5 肉食カーニバル 〜ウェルカメー〜」に参加す

記事を読む

BISTRO GORILLA in 肉Meets with ワイナリー和泉屋スペインワインコラボ会

名古屋にうちの肉を使ってくれている取引先がありまして、そこのオーナーから相談があったんですね。店をど

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年12月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031