*

サシの多い肉はトマト焼肉で食べるべし

公開日: : 2012/08/11 焼肉

_N7K1685.JPG

三角バラと呼ばれる部位で、当店では近江牛大吟撰カルビ焼肉用として販売している。

よくサシが入る部位で、焼肉店からの引き合いも強い。
A2やA3あたりの赤身がちな牛肉でも、三角バラにはそこそこサシが入る。
A5ともなればサシが眩しすぎて直視できないほどだ。

さて、味はというととろけるように柔らかくておいしい。
しかしだ、「とろける」ということは見方を変えれば「サシ」のことを連想させ
さらに「とろける=くどい」というふうに思ってしまう。

サシとは、筋肉と筋肉の間に入った脂のことだから少し乱暴な言い方をすれば
「サシ<脂<とろける」ということになる。

なにも自分ところで売ってる商品にケチをつけてるわけではない。

当店では、意図的にサシを入れずに育ててほしいと生産者にお願いしている。
それでも、多かれ少なかれサシは入る。

自然に入ったサシはあっさりしていて食べやすいが、それでも私なんて2枚も食べれば
満足してしまう。

先日なんて、某焼肉店で店主自慢の○○牛のA5の三角バラをだされて
1枚食べるのがやっとだった。その後もロースにカルビなどなど、サシのオンパレードで
ヒレまでサシが入っていて、食後は無性にランニングして汗を流したくなったほどだ。

何度も言うし何度も書くが、「A5だからおいしい」というのは
店側のPR方法の1つであって、格付けは目視の評価なのでおいしさはあまり関係ないのが
実際のところなのだ。

モノを売るには、良い商品というだけでは売れない。
その背景、つまりストーリーに共感して欲が刺激されるのだ。
(そうあるべきだという願いも込めて^^)

ストーリーが描けない商品は、なんらかの「こだわり」をこじつける。
牛肉の場合だったら、ブランド牛しかり、「A5」とか「雌牛」をこだわりとして
サイトのキャッチコピーにしているショップが多い。そういう商品はえてして高い。

「高い商品=良い商品」とは限らないのだ。

勘違いしてほしくないのだが、けっしてA5や雌牛を批判しているわけではない。
当店でも、年に数回程度だがA5を仕入れることもある。
ただ、あまりにも「格付け」にこだわった店が多く、こだわるとこはそれしかないのかと
いつも思うのだ。

さて、話が脱線したが、サシの多い肉をなんとかおいしく食べられないかと
三角バラをこんな風に料理してみた。
以前に、サシでコテコテのロースをトマトすき焼きにしたところ、意外とおいしかったので
その要領でやってみた。

IMG_0490.JPG

サシの多い肉は火を通すと脂がよくでるので、トマト、ニンニク、たまねぎを炒めて
その脂を吸わせる。そこへ砂糖と醤油を入れて炒める。

結果、2枚程度しか食べれないカルビが、なんと6枚も食べれたではないか。

しかも食後の後悔もなく、ワインにもよく合う。

サシが苦手な方、一度お試しあれ。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ハラミはロースを凌ぐ焼肉の人気メニュー

焼肉通に好きなメニューを聞くと かなりの確率でハラミと答える人が多い。 一昔前までは

記事を読む

三角バラのしゃぶしゃぶが超絶うまくて。そしてバラがお買い得

枝肉がいいのか、真空パックの肉がいいのか 断然枝肉だろ、いやいや真空パックの肉は便

記事を読む

近江牛と新玉葱の春キャベツ包み 春の食卓を

暖かくなると焼肉用の肉がよく売れるのだが、みなさんお困りなのが数量だ。 余ってもいやだし、かと言っ

記事を読む

肉のおいしさは切り方1つで変わるのです

カメノコ、トモサンカク、カイノミ、ブリスケ これなにか分かりますか? ・・・・・

記事を読む

牛肉の美味しさは、味・香り・食感の3つの要素から成り立っている

仕事柄とはいえ、人一倍肉を食べているにも関わらず たまに、無性に肉が食べたくなる時がある。

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年6月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30