*

南草津のイタリアン サルティンボッカの近江牛ステーキ

公開日: : 2011/10/07 グルメ

20110924_1-500x0.jpg

写真は、南草津駅前にあるイタリアンの超繁盛店、サルティンボッカの木村オーナーシェフです。

顔だしNGというわけではないが、後ろ姿が妙にカッコいいので採用(笑)

木村さんは、国産牛も近江牛も変わらないだろう、と思っていたので
ずーっと国産牛をメインに使っていた。

もちろん、滋賀に店を持ち、滋賀に住んでいる限りは近江牛の味を知っている。

それをふまえたうえでの評価だ。

しかし、木下牧場の近江牛を知って感動したという。
肉の香り、甘み、そしてなんといっても500g食べても最後まで食べ疲れしない食感。

近江牛と一口で言ってもこうも違うものなのか?

木村さんは驚きとともに、何度も当店に足を運び、そして木下牧場の肉をメニューに加えた。

20110924_2-500x0.jpg

イタリアンの人気メニュー、タリアータだが木村さんが作るとこうなる。
10年熟成のバルサミコソースが良いアクセントになっている。

ランプ肉を150gにカットしているが、これぐらいの厚みがちょうどいい。
とろけるような柔らかさはないが、赤身のガシガシ感がたまらなくうまい。

肉を食べてる、という幸福感に満たされ、なんとも感動的だ。

木村さんが、木下さんの近江牛に魅せられ、その想いがそのまま伝わるような味わいだった。

20110924_3-500x0.jpg

こちらもランプ肉だが見た目はヒレと見間違えるかも知れない。
200gカットなので相当厚みがある。

サシの多いサーロインなら食べられないが、
赤身のランプなら、難なく食べられる。

しかし、いくら素材が良くてもそれを生かすのは料理人の腕次第。

さらに、腕だけではなく心意気も味に表れるのではないでしょうか。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

シャルキュトリーと肉、そして産地と生産者

ここ最近、お付き合いのあるシェフたちはシャルキュトリー(パテなどの肉加工)に力を入れている。イルジョ

記事を読む

期待以上の火入れで余韻が果てしなく続いています

最近の出張はデジイチ重いのでiphoneでの撮影が多くなってきた。[/caption] 仲良

記事を読む

くずし割烹のメインは黒毛和牛のサーロイン

もう何年前になるだろう・・・ 10年、20年・・ たぶんそれぐらいかな。

記事を読む

素材を知り尽くしているからこその熟成

27歳で独立したのですが、毎日暇で暇で昼寝ばかりしていました。まったくお客さんが来ない日も年

記事を読む

祥瑞のステークフリットは外はカリッと中はサクサク

六本木の祥瑞で食べるステークフリットはどうしてあんなにうまいんだろう。メインの前にまずは泡で

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年9月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930