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様似ポーク誕生秘話
サカエヤ店長の楠本了平が高校生のとき、三重県伊賀市の愛農学園農業高校(農業の担い手を育てる全寮制の日本で一番小さな農業高校)で養鶏を学んでいた3年間、同じく養豚部で学んでいたのが西川雄喜くんです。
楠本から”うちの高校で育てている豚肉を食べて感想を聞かせてほしい”と熱心に(しつこく)電話があり、そこから生まれたのが「愛農ナチュラルポーク」でした。愛農ナチュラルポークの育て方を“放牧“でやればどのような豚になるのか、味はどうなのか、そんな探究心から愛農高校の同級生コンビがチャレンジをはじめて形になったのが様似ポークです。詳しくはこちらをご覧ください。
様似ポークについて
ジビーフと同じ200haの放牧地の一角で「山放牧」というスタイルで育てています。日高山脈から流れる水、海に近く山に囲まれた地形に山林が広がり、野生動物も多く生息する自然豊かな土地は、豚を飼うにはこれ以上ない立地だと思われます。
豚は本来、好奇心旺盛で、土を掘ったり、走り回ったり、非常に活動的な動物です。そんなありのままの生き方をしてもらうために、山の中で一年中放牧をしています。
様似ポークの取り組みについて
エサ一般的な配合飼料を使用せず、北海道産のトウモロコシ、麦、大豆、野菜、酒粕などを自家ブレンドして与えています。
その他にも放牧地内の草や根っこ、どんぐりなど自然にあるものも自由に食べています。
また、水は日高山脈から流れる小川の水を飲んで育ちます。
取り組み
農家の離農や高齢化に伴い、全国各地で増えてきてしまっている耕作放棄地を使用。
豚の土を掘る習性を活かし、そんな耕作放棄地の開墾を行っています。開墾後の土地には牧草や野菜の種をまき、農地を蘇らせます。
豚は出荷された翌日には肉になり、枝肉から骨をとり、部位ごとに真空パックされて流通するのが一般的です。サカエヤでは、真空パックの肉を一切使わないので、と畜された後、枝肉になった状態で滋賀まで輸送されます。
サカエヤに到着した“様似ポーク“は、専用の脱水庫で輸送のストレスをとりながら肉質を落ち着かせます。自由気ままに育っているため、他の豚肉に比べて水分が多く、まずは時間をかけて水分調整を行います。水分が一滴ずつゆっくり落ちる様は見ていても飽きることなく神秘的です。
味わい
数年前、初めて食べたとき、お世辞にも“美味しい“とは言えませんでした。それから月日が経ち、西川雄喜くんは試行錯誤を繰り返し、店長の楠本は新保直伝の“手当て“と“試食“を繰り返し、その結果、肉は柔らかく脂は甘く、そして放牧の良さ(食感)も残しつつ、自信を持っておすすめできる豚肉に仕上がりました。