|
||||
|
弊社の仕入れ形態は中間業者を介さず、市場でのセリで直接購買しております。つまり自分の目で見て、納得のいくものだけを仕入れているというわけです。また、委託飼育といって私自身が子牛を購入し約2年間信頼のおける生産者のもとへ預けて育ててもらっています。なぜこのような手間なことをするのかといいますと、子牛から成牛、そして出荷して精肉になるまでを見続けることで明確な生産履歴と他人の手を極力介さないことで、私自身がすべてを把握できるからなのです。食肉業者(問屋)に頼めば好みの部位を仕入れることができます。商売的にはそのほうが簡単だし、利益も上げられるでしょう。でも、手間隙をかけてでも「安全性とおいしさ」を追求することで、お客様に喜んでいただければこれほどうれしいことはありません。さて、真空技術の発達に伴い、食肉の世界でも職人と呼ばれる人たちが不要となりつつあります。悲しいけれど現実です。多店舗展開するにはだれもが簡単に肉を切ることができなければいけません。メリットもありますが、もちろん大きな代償(デメリット)もあります。それは、手を加えない分おいしさのレベルを下げてしまうということです。数年前までは当たり前のように枝肉で仕入れて、店内でサバキ(脱骨)して精肉にするという作業が行われていました。弊社ではいまなおこの方法をとっています。もしかしたら私たちのやっていることは時代に逆行しているかも知れません。でも、いくら世の中が便利になっても昔から受け継がれた技術を伝承していくことも私たちの役目であり近江牛のおいしさを継続していくためには必要なことなのです。そしてインターネットという波に乗せて全国へ発信していくことが私たちとお客様を繋ぐ大切な赤い糸なのです。 |
||||
| 弊社では私が直接お客様からの声を生産者のみなさんへダイレクトに伝えております。これは通常の仕入れルートでは到底考えられないことなのです。実際にあった話なのですが、お客様からこのようなご感想をいただきました。「見た目は霜降りで期待通りだったが、少しくどかった」と。このことを生産者さんに伝えると、血統によるサシの入り具合や飼料の洗い出しそして実際に生産者さんも購入して味を確認し、「霜降りなのにあっさりとした食感」の牛づくりに成功されています。このように生産者さんと私たち、そしてお客様にも参加していただき、益々おいしいお肉を作っていくことが今後の取り組みの1つです。そして、近江牛というブランドではなく、「(株)サカエヤの近江牛」がブランド化されるようスタッフ一同懸命に取り組んでいく所存です。 | ||||
| ||||