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本日午前0時10分~NHKにて《ジビーフ》午前0時40分まで

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2年前になるだろうか、北海道様似の駒谷牧場(西川奈緒子さん)と出会ったのは1通の手紙からだった(

お世辞にも「売れる肉」とはいえない野生の牛は崖っぷちだった。牧場といってもみなさんが知っている(想像する)牧場とは大きく異なり、200haの山間に放たれた完全放牧の牛、それも和牛ではなくアンガス種なのです。西川さんちのユウキ君は当時愛農高校の養豚部で、楠本さん(きたやま南山)ところの了平君(現在サカエヤで研修中)と同期だった。必然的に2人は引き寄せられるように仲良くなり、そして私が巻き込まれた(笑)

アンガスかぁー、私の第一印象だった。和牛一筋でやってきた私にとって外国の牛は全く興味がない。ただ、なぜかわからないが引き寄せられるように様似へ行くことになる。しかも昨年なんか振り返れば4回も訪問していた。

現地を訪れ肌で感じ、そして肉を触って思ったことは、この牛は和牛とか輸入牛とかのカテゴリーには当てはまらない分野の牛であり、後世に残していかなければいけない牛じゃないだろうか。そんなことを直観したのでした。

いったいどのようなところで、どんな人が育てているのか。詳しくは、本日深夜0時10分~NHKをご覧いただけると幸いです。

ジビーフは、当初から生産者の西川さんと数名のシェフとともに育ててきました。 最近では問い合わせも増えつつありますが、いかんせん年間出荷量が4~5頭程度なのです。まだまだお問い合わせにお応えすることができませんがジビーフはようやくスタートラインに立たせてもらったところです。これからもっとおいしくしていかなければいけません。その可能性があるからこそ私もシェフたちも喜んで巻き込まれているのです。

深夜の時間帯ですがよろしければぜひご覧ください。

 

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