*

ビステッカ・アルティジャーノがついにオープン金沢から世界へ向けて

公開日: : 2015/03/03 グルメ

11044614_828179310581090_2591772621529143485_n

倫敦屋の戸田マスターが1年半かけて作りあげた「ビステッカ・アルティジャーノ」が2月12日オープンしたのだが、私は気になって気になって仕方がなかった。というのもきっかけが私の肉を一口食べて感動したところからはじまったからだ。嘘のようなホントの話だがあの日の一切れで店を作ってしまったのだ。戸田マスター69歳、変態すぎる。地元の新聞やテレビ、さらには現在発売中の家庭画報に仲代達也さんと一緒に掲載されているからぜひ手にとっていただきたい。

さて、オープンからしばらくは遠慮していたのだが昨日我慢できずに行ってきた。いやぁー、ほんとうにドキドキですよ。私は責任重大です。しかも、サーロインやリブではなくいまのところ一番焼くのが難しいモモだけで勝負しているのですからなおさらです。ランプはまだ難易度が低いのですが、マル(シンタマ)やウチヒラ、さらにソトヒラなんてちょっと火入れを間違ったらとんでもなく硬くパサパサになってしまうのです。

11041816_828179297247758_1860499796344795663_n

肝心のお味の方はお世辞抜きにかなりレベルの高い焼き上げでおいしかったです。この日はランプだったのですが、ウチヒラやシンタマ、さらにはソトヒラならどうなのかと… まぁ、今月はもう一度伺うので違う部位も試したいと思っています。

ところで、取引先からの注文はほとんど私の携帯電話にお願いしています。というのも私が牧場にいたりセリに出向いたりとどうしても移動が多いので携帯電話が確実なのです。問い合わせや新規でのご注文に関しては事務所に電話がかかってくるのですが、みなさんいい人ばかりでありがたいです。取引ウンヌンは別として紳士的なシェフの方がほんとうに多いです。

なかには失礼極まりない方もいますが、昔に比べれば少なくなりました。今日も問い合わせがあったのですが、久しぶりに攻撃的なしゃべり方をする人でした。こういう方が作る料理はどう考えたっておいしいとは思えません。そしてどんなに高く買ってくれても取引はしたくないですね。

おいしい料理を作る人に共通しているのが、言葉使いが丁寧で腰が低くそして、おそらくですがイケメンのように思うのですがいかがでしょうか。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Restaurant愛と胃袋の母の日は激愛メニューです

  昨日に引き続き、木下牧場@近江長寿牛のドライエージングビーフの骨抜きを朝からやってまして、

記事を読む

やくけっちゃーので斬新焼肉

席に案内してくれたスタッフ(女性)が、「うちのシェフの料理はすごいんですから」と堂々

記事を読む

12月24日金沢にビステッカ・アルティジャ―ノOPEN!

金沢の繁華街、片町に倫敦屋酒場(ロンドンヤバー)なる店があります。知る人ぞ知る、お酒好きなら行ったこ

記事を読む

赤身2種類、霜降り1種類を見事に料理していただきました

親しくさせていただいている日本料理のお店に無理を言って肉を持ち込ませていただいた。ここのご主

記事を読む

スミが入った肉の活用法について

ジビーフのウチヒラですが、モモ系はどうしてもスミが入りやすくなります。業界の方やお肉を扱う料

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930