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肉Meets OF 2014 1st IN Restaurant 愛と胃袋

公開日: : 2014/01/30 ジビーフ(完全放牧野生牛)

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今年初の肉Meetsは「完全放牧野生牛」の内臓料理を味わおうと全国から三軒茶屋のRestaurant 愛と胃袋へ集まった。信作シェフ、かなりのプレッシャーだったと思います。

しかし、このプレッシャーが大事なのです。完全放牧野生牛の主食は笹やよもぎなどの野草です。市場に出回っている内臓とはまったくの別物で一癖も二癖もあるわけです。しかもですよ、肉Meetsは食の感度が高い方ばかりが集まります。緊張しないほうがおかしいというわけです。

そこに果敢に挑戦する料理人はカッコいいのです。そして信作シェフは見事に愛溢れる料理で参加者を感動させてくれたのです。写真はセンマイ、ハチノス、大腸、小腸のゼリー寄せですが、残念なことに他の写真はブレブレで使い物にならないのです。まともな写真がこれだけという失態、、、はぁって感じです。

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てことで、次回からサカエヤのスタッフを専属カメラマンとして参加させ、私は食べることに専念したいと思います(笑)

ところで、品川までのお供に京都駅構内の本屋さんでグルメ本を1冊買ったのですが、突っ込みどころ満載でした。まぁね、グルメ本はこんな感じなのです。人の口ですから好みがあって当然。批判するものでもないしデータベースとして使えばなんら問題ないわけです。

「食べログ」や「ぐるなび」も同じです。お店の詳細を知るには便利です。特に定休日や営業時間、電話番号や地図は便利です。しかし、点数やクチコミはまったくアテにしていません。価値観が違う人が1つのお店や料理についてあれこれ言ったところで感じ方が違ってあたりまえ。それをすべて鵜呑みになんてできませんよ。

じゃーどうすればいいか。友人知人からのクチコミが一番信用できます。そのためにはパソコンの前に座っていてはダメです。自ら情報を得るためには外へ出ないと。肉Meetsもその一環です。

今回の肉Meetsで強く感じたことは、おいしい店は素材が良いとか腕が良いとかではなく(もちろんそれも大事ですが)、お客様が料理人を育てているということを実感しました。信作シェフ、参加者が笑顔になり、感動する料理をありがとうございました。

さて、完全放牧野生牛のお披露目会は、関東は3月25日にイルジョットで開催します。すでに満席ですが関西は4月4日にサルティンボッカで開催予定です。こちらは準備が整い次第募集を開始したいと思っています。

 

 

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