*

「肉牛ジャーナル」で特集を組んでいただきました!

公開日: : 2012/09/03 メディア

IMG_0638.JPG

どの業界にも「業界誌」なるものが存在するかと思われるが、
肉牛を飼っている農家さん向けに発行されている専門誌がある。

「肉牛ジャーナル」という我が国唯一の肉牛専門誌がそれだ。

肉屋は読まないし、ましてやレストラン関係者も読まない。
というか、この雑誌を知らないと思う。

もし、知っている、もしくは購読しているという方がいれば
よほどのマニアではないだろうか。

私はマニアなので購読しているが、じつにおもしろい。
9月号は、「生産と消費を結ぶ食肉業者」の特集が組まれていて
業界内で大いに反響を呼んでいる。

表紙をめくると7ページに渡って当社と生産者の取組みが掲載されている。
1ページぐらいの掲載だと思っていたので雑誌が届いて驚いた。

しかもですよ、私も過去、結構いろんな雑誌に掲載してもらったが
意図しない編集をされたり、私の発した言葉とは違う表現で掲載されたりと
ちゃんと原稿確認したのになんやねんこれは!といったことも少なくないのだ。

しかし、今回の特集記事は、忠実に私の言葉そのもので掲載されている。
当社と木下牧場の関係性、取組み、赤身肉を求めるワケ、美味しさの見える化など
この部分だけ切りとっても1つのストーリーとして安全への信頼性へと繋がる。

この記事だけで、私がこの10年どういったことに取り組んできたのか
わかりすぎるほどわかる。

よく10年後はどういった会社にしたいですか?
と聞かれることがある。

正直、そんなこと考えたこともない。

計画性がないと言われるかも知れないが、畜産業界は1960年代の0-157からはじまり
2001年のBSE問題、そして偽装や口蹄疫、牛肉ユッケ事件など次から次へと災いが絶えない。
そんなこと考えてる暇もないぐらいだった。

その都度、牛肉の消費が落ち込み、風評被害による牛肉離れが起こる。

そして消費者があたりまえだと勘違いしている「安全・安心」が再びクローズアップされる。

要は、これらの繰り返しをここ10年やっているのだ。

会社を大きくすることはあまり考えたことがないが、たぶんこれからも考えないと思う。

それよりも、1人でも多くの方が当店の牛肉に価値を見出してくれるよう
いままでどおり変わりなく生産者の方々と一緒に取り組んでいきたい。

土日の2日間、高知で開催されたネットショップの合宿勉強会に参加してきた。
学びの多い合宿であり、すばらしい講師の方々のお話を拝聴することができた。

私もパネラーの1人としてお話しさせていただき、自分で話しながら
道を踏み外していないことを確信できた。

すべてにおいて「本物」を作り上げていかなければならない。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

中級を極める

本日の朝、NHKルソンの壺にて「中級を極める」という内容で私と木下牧場さんの取り組みが紹介されま

記事を読む

私たちの取り組みに参加してインタレストをシェアしていただきたい

うちのテレビは買ったときから異常があり、忙しさにかまけて購入先の電気店に連絡しないまま3年が

記事を読む

都心の若者と農業生産者をつなぐ「こだわりの食材バル」

昨年開催されたイベントですが、都心の若者と農業生産者をつなぐ「こだわりの食材バル」が有楽町と

記事を読む

美味(びみ)「赤身肉」女性自身に掲載中プレゼント付き

石原隆司氏と知り合ったのはきたやま南山で開催されたイベントだった。 確かやまけんさんの短角

記事を読む

12月22日発売のあまから手帖はおいしい平成特集

よろしければお手にとってくださいませ。

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年3月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31