*

【謹賀新年】あけましておめでとうございます

公開日: : 2012/01/02 雑記

_N7K5381+2.jpg

昨年は大変な一年でしたが
今年は穏やかに過ごせる良い年にしたいものです。

少しだけ振りかえると
畜産業界にとってはこれ以上ない試練の年でした。
 

震災による影響、生食問題、放射性セシウムなど
これでもかというぐらい次から次へと問題が起こりました。

打ち続く災難に打ち勝つには
世界基準で食肉需要を考える必要があるのではないかと
滋賀の田舎で小さな肉屋を営む私でさえ、そんなことを考えさせられました。

なにか新しいものを作るには、すべてを壊すほうが作りやすい
ということで昨年の10月にサイトを大きくリニューアルしました。

昨年末にはたくさんの受注をいただき、見やすく買いやすくを
実感していただけたのではないかと思っております。

以前は、牛肉に対する私の想いが強すぎたサイトだったので
どうしてもマニアックなところが要所要所にありました。

たくさんの賞をいただいたり、
百科事典のようなサイトだとお褒めいただくこともあったのですが、
思うところもあり、リニューアルに至ったわけです。

さて、数年前の私の日記にこんな言葉が書いてありました。

 “牛肉は値段じゃなくて産地で選ぶのが正しい見方”

例えば、焼肉食べに行く?とお誘いするよりも
近江牛食べに行かない?と言うほうが、ご馳走感を感じると思うんです。

12月31日は、肉屋にとって1年で一番忙しい日でもあります。

実店舗は、開店からたくさんのお客様で賑わいました。

木下牧場のお肉ください!!!

藤井牧場のお肉はどれですか???

こんな光景は、全国どこの肉屋へ行っても
まず見られないと思います。

すき焼き用とか焼肉用とかではないんです。
だれが育てたのかが最優先なんです。

「こちらのすき焼き用が木下さんのお肉ですよ」

「じゃー、それ1.0kgください」

というような買い方なのです。

そういったお客様がホントに多く来店されました。

サイトにも、トップページの最下部に
販売中の生産者情報を掲載しています。

“牛肉は値段じゃなくて産地で選び、さらに生産者で買う”

2001年から生産者指定の近江牛を販売し続け
昨年末、ようやく認知されてきたように実感した。

2012年、こういった取り組みがもっと浸透するように
一生懸命、生産者とともに取り組んでいきます。

それでは、本年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願い申しあげます。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

霜降り肉は上質なものを少しだけがおいしい

牛肉で一番高価で柔らかい部位といえば〝ヒレ〟ですが 関東ではフィレ、関西ではヘレかな。

記事を読む

エシカル・ソーシング(Ethical Sourcing)という考え方

12月8日に、経産省の委託事業で 「情報モラル啓発セミナー 東京」が開催される。 詳

記事を読む

消費者の欲求は変化していくもの

愛農ナチュラルポークのイベントが3月4日(徳島)、3月20日(東京)開催されることになった。

記事を読む

牛肉に含まれる水分量と旨み

近江プレミアム牛(左)と近江牛のウチヒラ(右)です。 最近、肉の水分と旨みについて考え

記事を読む

5月13日は茶路めん羊牧場のヒツジちゃんがクレメンティアに登場

写真は、茶路めん羊牧場のヒツジちゃんたちだが、5月13日に「茶路めん羊牧場アニョードレ食べ尽

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930